岐阜県羽島市の公立歴史・映画資料館
本館は歴史民俗資料館と
映画資料館が併設され、
平成8年2月23日にオープンしました。
特に全国的にめずらしく、
大型映写機や新旧の映画ポスターを
多数所蔵しています。
本館では、毎月第2土曜日に、一日2回、映画を上映しております。映写機のカタカタという音を聞きながら、昔懐かしい映画をご覧になれます。毎年、12月、1月に来館された皆さんにアンケートをとり、リクエストが多かった作品を中心に12作映画を選定しております。




企画展『名鉄フォト・絵画展』のお知らせ
名鉄電車は現在、名古屋と愛知県下の主要都市及び岐阜市を結ぶ輸送をメインに、愛知・岐阜両県下に444.2㎞におよぶ鉄軌道路網を展開し、1日当たり約100万人の方が利用しており、中部圏の交通ネットワークの一翼を担っています。
羽島市内では、1921年(大正10年)、当時の羽島郡竹ヶ鼻町住民の熱い民意から竹鼻鉄道(新笠松〈現:西笠松〉~竹鼻間)が開通し、これまで「竹鼻鉄道の大須延伸」、「名古屋鉄道への合併」、東海道新幹線と接続する「羽島新線の開通」、「江吉良~大須間の一部廃止」、「一宮大垣線高架化事業」「全駅無人化」など多くの出来事を経て、現在も沿線住民の重要な交通手段としてその役割を果たし続けています。
当館は、名鉄電車への感謝と期待を込め、来館者ご自身が思い出を振り返りながら楽しいひとときを過ごしていただけるようにと、令和3年に企画展「竹鼻線開通100周年 ~軌跡をたどり、そして未来へ~」を開催しました。
今回の企画展は、竹鼻線や羽島線のみならず、名鉄電車の素晴らしさを再認識していただく機会にしたいと願って企画しました。そのために、当館所蔵の資料を展示するだけでなく、写真や絵画等を広く公募することにより、名鉄電車を色々な観点から捉えていただけるのではないかと考えました。
フォトの部に出品していただいた作品のキャプションより、それが今は見ることができなくなってしまった車輌であることや、今は走っていない場所に電車が走っているというかけがえのない状況であることを知ることができます。もちろん電車の良さや見栄えを最大限引き出すことができるスポットにおいて、電車が通過する一瞬を狙って撮影された素晴らしい作品もたくさんあります。また、電車と風景のコラボレーションから撮影された当時のようすを思い起こさせてくれるような作品もあります。
絵画の部では、名鉄電車に対する熱い思いを感じ取ることができる素敵な作品がそろいました。合わせて、園の近くを名鉄電車が走っている西部幼稚園のひまわり組とたんぽぽ組、竹鼻保育園のもも1組・2組とすみれ1組・2組、江吉良保育園のさくら1組・2組の皆さんにお願いして電車の絵を描いていただきました。ありがとうございました。
また、名鉄ファンの方々には、今回の企画展に合わせて名鉄電車に関わる各種部品等の展示に協力をしていただき、「名鉄フォト・絵画展」に花を添えていただきました。
最後になりましたが、今回の企画展の開催に当たり、写真や絵画等の素敵な作品を出品していただきました皆様、貴重な資料を提供していただきました関係者の皆様、ご協力をいただきました名古屋鉄道株式会社、笠松町歴史未来館の関係者の皆様、ぎふトレの皆様に心より感謝申し上げるとともに、今後も「市民をつなぐ資料館」としての責務を果たしてまいりたいと考えております。
会期:令和7年10月12日(日)~12月14日(日)
本館がある羽島市の注目すべき歴史と民俗芸能をご紹介します。竹ヶ鼻城・美濃路などの歴史関係、竹鼻のまつり・代々まつりなど民俗芸能関係。ぜひご覧ください。




| 住 所 | 〒501-6241 岐阜県羽島市竹鼻町2624-1 |
|---|---|
| T E L | 058-391-2234 |
| F A X | 058-391-7663 |
| 開館時間 | 午前9時~午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
| 休 館 日 | 毎週月曜日祝日の翌日年末 年始(12月28日~1月4日) |